パラベンフリーって何なの?

最近よく耳にする「パラベンフリー」。防腐剤であるパラベンを使用していない、という意味の言葉ですが、そうした化粧品でも腐敗を防ぐため、普通は代替となる防腐剤を配合しています。となると、防腐剤そのものがいけないというわけではなさそうですね。ではいったい、パラベンの何が良くないのでしょうか?そんなに悪い物なら、なぜ今でも使用し続けているコスメブランドがあるのでしょうか?そうした疑問の本当の答えを知り、真の無添加コスメ通になりましょう♪

パラベンフリー製品ってアリ?ナシ?

パラベンフリー製品ってアリ?ナシ?

そもそも「パラベンは危険だ」という認識が世間に広まったのは、この物質が厚生労働省の「表示指定成分」に登録されたのがきっかけ。現在では、どの化粧品も全成分を表示することが義務付けられていますが、かつては皮膚障害を起こす可能性のある成分のみ「表示指定成分」として記載する仕組みだったのですが、この際、皮膚障害の可能性がある103種の成分の1つとして指定されたのがパラベンだったというわけです。
ただし、国が認めたほど危険な物質なんだ!と早とちりしないでください。現在でも、全成分の1%以内ならばパラベンの使用は認められていて、パンや清涼飲料水などの食品でも、ごく当たり前に使われています。いつか時間があったら成分表示欄を見てみてください。「パラオキシ安息香酸エステル類と書かれているのがパラベンのことです。
とはいえ、敏感肌の方などは0.25%以上の濃度でパラベンが配合されていると刺激を感じるという報告もあるそうですから、避けるのが無難かも知れませんね。現在、日本では、本人の自覚がない方も含めると7割以上の方が敏感肌の傾向があるとも言われていますので、極端に高い製品でもない限りパラベンフリーを選んだ方が安心だと思います。

本当に安心できるパラベンフリー化粧品の選び方

実は、パラベンフリー=防腐剤不使用というわけではありません。化粧品に、肌トラブルを招くカビなどが生えては困りますから、多くの製品はパラベン代替物質としてフェノキシエタノールや防腐作用のある天然成分などを配合しています。となると、次に気になるのはこうしたパラベン代替物質の安全性。果たして、どんなタイプの製品を選べば良いのでしょうか?

POINT1

フェノキシエタノールは安全性に難アリ?

パラベン代替物質として、最もメジャーなのがフェノキシエタノール。緑茶などにも含まれる成分で、「天然由来成分」といったアピールをしているメーカーもあります。でも、実はフェノキシエタノールは防腐効果があまり高いとはいえず、パラベンと同じ防腐作用を持たせるには4倍以上の量を使う必要があります。また、経口摂取(口に入れる事)した場合の毒性も2倍以上。まぁ、お茶に含まれる成分ですから、“毒”といって恐れる必要はありませんが、パラベンフリーだから安全♪と言い切れるほどの物ではないことを覚えておいてください。

POINT2

植物抽出エキスが安全とは限りません!

パラベンやフェノキシエタノールなど、いかにも化学っぽい名前ではなく、よく耳にする植物の抽出エキスなどであれば安心♪…と思っているとおもわぬ落とし穴があるかも知れません。たとえば、ローズマリーエキスなどは、光過敏症やアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性があることが報告されています。ローズマリー自体は、古くから香辛料として利用されてきたほど安全性が高い物ですが、その主成分であるロズマリンは高い抗菌性を示すかわりに、過敏な肌の人にとっては少々強い刺激になってしまうのかも知れません。けっして神経質になる必要はありませんが、天然=安全という思い込みは要注意です。

POINT3

おすすめは“多価アルコール類”配合オールインワン

実は、パラベン代替物質の中には、保湿成分を兼ねているお得な物質もあります。それが、ブチレングリコール(BG)やペンチレングリコールなどの多価アルコール類。アルコールというと肌に刺激がありそうなイメージですが、多価アルコール類の体表であるグリセリンは、ご存じのとおり皮膚科でも処方される保湿剤。やパラベンフリーの化粧品を選ぶなら、徹底的にムダを排除した化粧品を選ぶようにしましょう。化粧品に含まれている化学物質は、パラベンだけではありません。発がん性・皮膚刺激・湿疹などの懸念があり、シミやくすみの原因にもなってしまう合成界面活性剤・香料・着色料・鉱物油・紫外線吸収剤など、お肌の健康を考えるとあまりよろしくない物質はたくさん存在します。これからは心地良い香りや色、なめらかさや浸透力を高めるためのものですが、最近では天然成分でも同じような効果が期待できるものも多々ありますから、天然成分にこだわった化粧品を見つけるといいでしょう。

パラベンフリーのすすめ

成分イメージ

パラベンフリーの化粧品は、肌に低刺激で、敏感肌の方には特におすすめの化粧品です。パラベンフリーの化粧品が一時流行った時に、「パラベンは腐敗をしっかりと食い止められる防腐剤で、消費期限を長引かせるなどのメリットがたくさんある」というパラベン賛同派意見も多くみられたのですが、食品に置き替えたときに、化学物質をたっぷりと含んだ加工品よりも、生の自然の恵みをそのまま頂いた方が身体に良いということはおわかりでしょう。パラベンフリーのオールインワンゲルを選ぶ際には、使用されている天然素材にアレルギーはないかをチェックし、使い方を事前に確認して、健やかなお肌を目指しましょう。

おすすめのパラベンフリーオールインワンゲル

  • メディプラスゲル
  • ラフィネパーフェクトワン
  • トリニティーラインジェルクリーム
  • フィトリフト
  • アクアコラーゲンゲルエンリッチ
  • アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャー
  • アクアレイナ
  • 海のブレア